2023.01.06 / お知らせ
「福祉で社会をリデザインする」というビジョンを掲げ、障がい者の就労支援・生活支援事業を展開する森の木ファームは、このたび南あわじ市賀集で事業を行っていた就労移行支援、就労定着支援、自立訓練(生活訓練)を洲本市下加茂に移転し、令和4年12月1日より森の木baseとして事業を開始しました。
■ 森の木baseの特徴について
森の木baseは障がい者就労支援施設と、地域に開かれたマーケットホールが一体となった施設です。マーケットホールは公民館のように貸切利用をしていただくこともできますし、ふらっと立ち寄って思い思いにお過ごしいただくこともできます。マーケットホールでの活動と随時連携することで、人や人、人と活動、人と仕事がつながるきっかけの場所になっていきたいと思います。
■ 森の木baseという施設名について
baseには「基礎」「土台」「基地」といった意味があります。施設に関わる人にとって、生きる力の土台になれる場所、不安や苦痛があった時に戻ってくることができる安全基地になりたいと願い、この名前をつけました。
森の木baseではこれまで通所が難しかった淡路市の方でもご利用いただけるよう、送迎範囲を淡路市まで広げています。見学は随時お受けしていますので、お気軽にお問い合わせください。
事業開始:令和4年12月1日
営業日:月曜日~金曜日(祝日も営業)
営業時間:8:00~17:00
場所:兵庫県洲本市下加茂1-3-13
TEL/FAX:0799-53-6250
2022.04.19 / お知らせ
令和3年度は4名の方が、森の木ファームから一般就労に移行しました。
<就労移行支援・定員6名>
就職者数 2名
就職先 造園業・1名、農産物加工業・1名
<就労継続支援B型・定員20名>
就職者数 1名
就職先 青果卸売業・1名
<自立訓練(生活訓練)・定員14名>
就職者数 1名
就職先 行政機関・1名
コロナ禍においても淡路地域の有効求人倍率は、兵庫県平均、全国平均と比較しても非常に高い水準で推移しており、「働き手不足」の状態が続いています。
令和4年2月 淡路地域有効求人倍率 1.91倍
兵庫県平均 0.96倍
全国平均 1.21倍
その一方でコロナ禍前と比較すると、就職活動を始める障がい者数は減少しています。
ハローワーク洲本で就職活動を始めた障がい者の数 令和3年度 114人
2年度 130人
元年度 169人
コロナ禍においても、淡路島では障がい者が就職するチャンスは広がっていると考えられます。森の木ファームは利用者一人ひとりの「はたらきたい」を全力で応援します。
2021.04.14 / お知らせ
令和2年度は6人の方が、森の木ファームから一般就労に移行しました。
<就労移行支援・定員6人>
就職者数 5人
就職先 医療法人・1人、清掃業・1人、小売業・1人、アパレルメーカー・1人、海産物加工業・1人
<就労継続支援B型・定員20人>
就職者数 1人
就職先 宿泊業・1人
<自立訓練(生活訓練)・定員14人>
就職者数 0人
新型コロナウイルス感染症の影響で、淡路島においても有効求人倍率は大きく下がっています。利用者の皆さんだけでなく、弊社の職員も今後の就職活動をどのようにやっていけばいいのか不安を感じました。
しかし、コロナの感染状況がどのようになろうと、応募者が就職までに取り組んでおくべき課題は変わるものではありません。コロナ禍においても多くの方が就職できたのは、利用者一人ひとりの謙虚な努力の結果だと思います。
コロナ禍においても「はたらきたい」という思いをあきらめる必要はありません。森の木ファームは利用者一人ひとりの「はたらきたい」を全力で応援します。