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森の木ファームからのお知らせ

2017.05.09 / お知らせ

採用情報

何をやっているのか

森の木ファームは、障害者の就労・生活支援を通じて社会のリ・デザインをする会社です。障害がある人もない人も共にはたらき共に暮らすことが当たり前となる社会の実現を目指しています。

森の木ファームの提供する福祉サービスは、施設内のケアだけにとどまりません。障害を持った方が社会で健やかに暮らしていくためには、公的なサービスだけでなく、地域のコミュニティー活動や働く場、消費活動、社会インフラなど、今ある常識をいったん取り払って再構築していくような作業を行います。支援者は人生経験を総動員して、目の前の一人一人の利用者と向き合います。そのためには、支援者一人一人の多様な人生経験が必要です。また私たちだけでは足りないところは、外部の専門職の力を借りていくことになります。

その成果の一つとして「育てるほうき」があります。「手作りの暮らし」と「障害者のしごと」と「デザイン」を掛け合わせた商品が評価を受け、2016年のグッドデザイン賞を受賞しました。

障害者が暮らす世界を広げていくと、社会との接点が増えます。私たちの仕事は、目の前の一人一人のケアに真剣に向き合うことを通して、社会も少しずつ変わっていくことを感じられる夢のある仕事です。

なぜするのか

人口減少が進み、私たちの暮らしを支えるシステム自体が維持できなくなりつつあります。その一方で今まではなかった新しいサービスやテクノロジーが続々と生まれてきています。私たちにできることはたくさんあります。

まず、働く力のある障害者を社会の担い手として送り出していくことです。労働力不足が深刻な淡路島ですが、少しの配慮があれば働ける障害者はたくさんいます。社会全体での労働力の最適配置を考えていかなければなりません。

また、障害者一人一人の「やりたい」をもっともっと叶えていくこと。一人一人のできることが増えていくと、本人、家族や取り巻く環境が変わります。社会のあらゆる場面に、福祉がつながっていくことができるようになります。

今はまだ実績としては小さなものですが、社会課題の解決に障害者の力を活かし、社会を支える福祉事業を行っていくことは、私たちの社会的責務であります。

どのようにやっていくのか

これからは社会のあらゆる場面が福祉の仕事につながっていきます。それに応えるためには職員にも、多様な価値観や人生経験を持った方が集まっている必要があります。森の木ファームに定年はありますが、希望をすれば定年年齢を超えてからも働いていける制度があります。正社員10名足らずの小さな会社ですが、育休を取得している職員もいます。短時間正社員制度もあり、兼業が認められることもあります。働き方についてはかなり柔軟です。

これからの新しい福祉は、一人の力で実現できるものではありません。チームで実践されていくものです。そのために私たちが大切と考えるのは、「利用者一人一人の気持ちを大切にできる思いやり」と「チームと意識を共有できるコミュニケーション力」です。資格も大切ですが、人柄や人生経験を重視した選考を行っています。

もちろん初めからうまくできる必要はありません。慣れないうちは失敗をすることは当たり前です。失敗はチームとしてフォローしていきます。失敗を重ねて反省することで、人として本当に大きく成長することができると思います。 また、職員が学ぶ機会を保障するため、自己啓発への支援制度があります。

募集中の職種

現在は求人を行っておりませんが、上記採用方針にご興味を持たれた方は随時ご連絡をください。